【ぷちトリップ】初台阿波踊り
行ってきました!
初台阿波踊り!
毎年、9月22、23日に「代々木八幡宮」例祭に合わせて開催されているようですね。
正確には「初台商盛会阿波踊り大会」といい、地元商店街と町会が力を合わせて開催しているようです。
今年は開催50年の記念大会?でした。
私は今回観に行くのが初めてなので、いつもより華やかとか等過去との違いがわかりませんが・・・
それにしても、思ったよりも長い歴史があるんですねえ。
参加連
参加連は2日合わせて24連。地元初台から「初台商盛会 初台連」をはじめ4連が、高円寺からも「菊水連」など4連が出ています。
あとは近郊の連ですが、阿波踊りの「連」てこんなにたくさんあるんですね!
高円寺には日本全国から連が参加していたし、都内でも他に下北沢、三鷹、小金井など様々なところで開催されているから、相当数の連があると予測されますね。
会場(初台商店街)
初台阿波踊りでは、商店街のストリート1本が会場です。
会場ストリートを3回!!練り歩きます。
なので、さっき観て気になった連を待ちわびればあと2回、じっくり堪能できるのです!
これはなかなかアリてすよね!
高円寺と違うなあ。と思ったのは、なんかほのぼのしているところです。
人出もあって賑わっているんですが、なんとなーくのんびりといった雰囲気。
地元の「ちびっこ連」の関係者?参加者のご家族やお友達家族?が応援していたりするから?
踊り
どの連も当然ですが、見ごたえありありでした!
特に私の印象に残った1つが「でんわ連」。
「でんわ連」はNTT東日本のチームみたいですえ。
これがなかなかで、提灯を持った男踊りの人たちが、黒電話の受話器を持って踊ってるんです!
しかも、ちゃんと耳にあてた状態、つまり通話しながら踊ってる(笑)
工夫ですよねえ。観てる人を楽しませる。これぞエンターテイナー。
そして、もう1つ印象に残ったのが「鳳連」
男踊りが女踊りを囲んで全体で決めポーズを作ってから激しく踊るんだけど、見せ場がしっかり構成されていてすごくカッコイイ!
人数も多いから決まりやすいのもあるけど、踊りにキレもあってホントに良かった。
他の連もどれもそれぞれ良さがあって、見ごたえたっぷりの大会でした。
この大会の良いところの1つに「飛び入り踊り」ができるってのがあります。
踊りたい人は「初台商盛会 初台連」の後について踊ってました。
足取りが「経験者」っぽい人もいたので、別の地域から遊びにきてるのかもしれませんねえ。
今回は見ているだけでしたが、いつか私も飛び入り踊りに参加する日が来るかもしれません。
それにしても、「阿波踊り」。あのリズム、響き、躍動感、すごいです。
こんなに楽しくてカッコイイ文化に改めて感動してしまいます。
「阿波踊りシーズン」は夏が本番なので、今年はこれで夏は終わりですね・・・
来年はもっと阿波踊りを追求していきたいと思います。
それまでは、YouTubeなどで色々な連を見て勉強します!
【妄想旅】発見!東京愛らんど(TOKYO ISLANDS CAFE)
島に憧れます。
北海道、本州、四国、九州、とありますが、本州住みの私が海を越えた別の陸地に行くだけで結構ワクワクしますが、「島嶼(トウショ)」という言葉にはさらにロマンがあるというか、魅力を感じてしまいます。
嶼(ショ)というのは「島」より小さい島って意味ですが、そこにグッときませんか?
江ノ島は「島」なのか、「嶼」なのか、東京都大島は「島」なのか、「嶼」なのか、とか考えちゃいますね。
島嶼(トウショ)
ところで、「島嶼」をググっていたらこんなのが出てきました。
島嶼会館
何かと思えば宿泊施設です。
※詳しい説明はこちらを参考にしてください。
この施設、非常にリーズナブルな価格設定で、例えば
洋室シングルが1泊7,600円、ツインは1人あたり7000円
島嶼住民なら、何とシングル 5,900円、ツインが1人あたり5,500円なんですよ。
しかも、立地はJR浜松町駅から徒歩4分、竹芝桟橋から徒歩5分!
東京都島嶼に住まれる方に、とっても便利な立地。
大浴場もあるし、宿泊しなくても島嶼民の方には船が出るまで休憩できる
「島しょ民休憩コーナー」も。
こんな施設があったんですねえ。
私が泊まることがあるかというと機会的になかなか無いと思いますが、
地方からいらっしゃる方にはオススメしたくなります。
さらに、島嶼会館からリンクをたどるとこんなサイトが
東京愛らんど
こちらのサイトもなかなか面白いのです。
竹芝桟橋には、東京都島嶼のアンテナショップやレストランがありまして、
その、カフェ&レストランのメニューがたまらないです。
私の独断と偏見で選んだお食事5品です!
・ふわふわ明日葉フライドポテト 450円(税込)
・明日葉のバターソテー 600円(税込)
コメント:どんなことがあっても、明日葉は外せないです。
美味しいですよねえ。健康にもいいんですよ!
・メダイのフィッシュ&チップス 700円(税込)
・新島名産すり身揚げ 700円(税込)
コメント:島の魚を使った料理は食べずにいられません!
・小笠原レモンジャムとクリームチーズのバゲット 600円(税込)
コメント:「小笠原のレモンジャム」という響きだけでいいんです!
ドリンクも充実(独断と偏見の3品)
・小笠原パッションフルーツソーダ 600円(税込)
コメント:ソフトドリンクならこれしかありません!
パッションフルーツの酸味と甘みのコラボした香りが大好きです。
・小笠原ラム
コメント:どんな香りを運んでくれるのでしょうか?気になります。
・青酎(麦)【青ヶ島】 600円(税込)
コメント:何といっても、憧れの青ヶ島ですから。(芋もありますが麦好きなので)
今日は別の島のことを書くつもりが「島嶼」によって超脱線してしまった。
でも、後悔はありません。サイトを見るだけでこれだけの現実逃避!超楽しかった!
「東京愛らんど(TOKYO ISLANDS CAFE)」には近いうちにリアルで遊びに行ってみようと思います。
※現在、東京都島嶼では台風15号による被害で一部停電や家屋損壊等の被害が生じているそうです。
心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
【旅のツール】飛行中は「FlightRadar24 Pro」で満喫 To 沖縄
こだわるって程ではないですが、せっかく飛行機に乗るので、その時間は上空に居ることを満喫したいじゃないですか。
私なりの充実の機内時間をご紹介しちゃいます。
※注意
私の乗るのはほぼ沖縄方面行飛行機ですので、ほかの地域へ飛ぶときの楽しみに役立つかはわかりません。
飛行機時間を楽しむ
座席
確実に窓側をゲットします。
予約したタイミングで窓側が空いてなくても、空きが出ることがあるのでしつこく予約サイトをチェックします。
トイレ対策
私が乗るのはエコノミーなので、満席の窓側だとトイレには非常に行きづらいです。
なので、ドリンクは利尿作用のないものを選ぶようにしています。
コンソメスープのようになるべく温かいもので体も冷やさないようにね。
まあ、機内サービスのコーヒーを飲んじゃっても、
国内線なら飛行時間は最大3時間程度なので何とかなっちゃいますから!
機内誌や「安全のしおり」をチェック
これ、結構大切かなって思います。
機内誌(ショッピング誌含む)は旅先の知らない情報が掲載されているかもしれないですし、いつか旅したい所や、気にも留めていなくても記事によって興味の出る事が書いてあるかもしれません。
またショッピング誌も無縁のものと思わず一回は通して眺めましょう。
意外な限定品に巡り合えることもあるし、航空会社の提携カードだと割引価格で購入できるお得商品もあったりするので。
「安全のしおり」はいざという時のために必ず目を通しましょう。
絵で説明しているので、1分もかからないですから。
飛行中
駐機場を出発。
滑走路へ向かう途中も息つく暇もなく、離発着する飛行機を間近で見たり、
海外エアラインの飛行機を見てその国への夢を膨らませたり、
警備員さんが灼熱(or 酷寒)の大地で警備をしている姿に感謝したり、
空港内のパトロールカーに乗りたいとか思ったり。
で、あれよあれよと離陸して、富士山が見える頃には機内も落ち着きます。
話は変わりますが、スカイマークには座席下にコンセントがあって、スマホなどの充電ができるんですよ。
私はこれを気に入っていて、比較的スカイマークの利用率が高かったんですね。
コーヒーと一緒にキットカットが出てくるのも嬉しいし、LCCみたく席が狭くなくてゆったりできるし。
でも、3年前くらいからJAL国内線に無料Wi-Fiが導入されて形勢は変わってきました。
機内でネットできるの、超楽しいんです!
「FlightRadar24 Pro」
私のスマホには数年前からこのアプリをインストールし、しょっちゅう見てますが、
搭乗中に観ることができないのが非常に残念でした。
でも、今は見ることができるんです!無料Wi-Fiのおかげで!
飛行している飛行機に自分がいるんです。超嬉しい気分!
いつもは「いいなあ。飛行機乗りたいな」と思って見ているのに、今は乗っている!
しかも、往路は行きたいところへどんどん近づくわけですから。
Wi-Fiの無い頃は、すれ違う飛行機や並走する飛行機を見つけても、なんだかわからなかったのが、すぐにどこへ行くのか、どこの国の飛行機なのかわかるなんて、ロマンあるじゃないですか。
そんなことをチェックしながら景色を眺めるだけで多忙なんです。
なので、残念ながらお洒落な空弁を食べる暇がないです。
紀伊半島を超えると海だけになってちょっと暇になるので、しばし休憩します。
ひと眠りして目覚める頃には鹿児島の離島に差し掛かります。
種子島とその向こうに屋久島が見えます。
空気が澄んでいると吐噶喇列島も小さく小さく見えてきます。
そして、奄美大島群島からは琉球弧らしい、美しい海の色が・・・
奄美を過ぎる辺りで、那覇ルート、宮古・石垣ルートに分かれます。
(久米島は言ったことが無いのでわからないです)
いずれも、風向きによって着陸する方向が変わるので、風の状態も気象庁のサイトでチェックしておきましょう。
因みに、私は往路は進行方向の右側の、復路は左側の窓席に座ります
こっちのほうが色々見えるような気がするから。
でも、南風の那覇の離着陸では、沖縄島は反対側に見えるので、ちょっとつまらないかな。
その代わり、天気が良ければ離島(伊平屋島とか伊江島とか色々)が見えるのでトントン。天気悪いとグレーの海と空しか見えなくてちょっと退屈です。
北風の時は、沖縄本島の東海岸を通るので長い時間楽しめますよ!
着陸
さて、無事に目的地に着陸しても、機内の楽しみは終わらないです。
右側の窓からは、飛行機の荷物の出し入れする場所が見えるんですよね。
荷物を預けている場合は、ここから自分の荷物が出てくるのをチェックすることができます。
変かもしれませんが、でも見ちゃいます。
そして、空港で働く人達の仕事を知ることもできます。
飛行機のドアが開く前から立ち上がって早く外に出たい気持ちもあるんですが、
空港で働く人たちを見るのが私は好きです。
この方々のおかげもあって、私はここに無事に着いて快適なフライトを楽しめたわけですから。
復路は旅が終わる寂しさが大きくて、奄美大島以降は寝て過ごしてますが、
楽しい旅と飛行時間を終えて外に出るのはいつもちょっと名残惜しいです。
さっきまで喜界島上空にいたのになあ・・・と思いつつ、
いつも「また次よろしくね。」と心の中で呟いて次の励みにしています。
【妄想旅】鳥取県 魅力探し
魅力のないランキングは正しいのか?魅力の無い県シリーズ第三弾。
鳥取県。
予備知識が無いと、「砂丘」くらいしか思いつきません。
私の暮らす東京からは遠い山陰地方なので、さらに情報は少ないです。
鳥取と島根。「鳥」と「島」の字面が似ているから私はどっちがどっちだかいつも混乱していました。
しかも隣り合っているし。
佐賀と滋賀は語呂が似てるけど、九州と中部だから何となく違いを感じるんですけどね・・・
というくらい、結構難しいっていうか、知らないです。
地図を見ると、周りには兵庫、岡山といったどちらかというと華やかっぽい県もあるし、地理的に負けて無くない?
と思ったら、そこには中国山地という壁がそびえています!
この山々が鳥取とか島根の孤立感を高めているんじゃない???
しかも、山の部分は鳥取にはほとんどないという・・・
負けてなるか!って気持ちになります。
さあ、そんな鳥取県の魅力を探しに行きましょう!
あります、観光サイト!
なるほど・・・
ええとですね、これといった観光の目玉的何かがないんですよ。
そつなく色々網羅してるんです。楽しそうではあるんです。
ただ、鳥取に行く理由となる強い何かが欲しいんですが・・・
でも、もしかして、これは!というのがこちら
三徳山三佛寺
うおおおお!すごくないですか?
この一連のお堂群のなかの1つ、「投入堂」というのが国宝とのこと。
こんな山奥にしかも凄く昔にこれだけの建造物を建てたってことに感銘を受けるし、神秘を感じちゃいます。
マップによると「参拝登山事務所」から約600mで往復2時間くらいということですが、ほんと??
かなり険しい登山になるように思います。
ちゃんとした登山用靴を履いていないと、入山が許されないようなので準備万端で臨みたいですね!
この山に登る行為が「霊験あらたか」な感じがします。
山の空気に包まれて、自分の心身も清まったらいいなな。
普段は信仰心などとは無縁ですが、こんな時くらいは敬虔な気持ちになっても良いかも。
さて、お次はどうしよう。
因幡伯耆國開運八社巡
こんなのどうでしょうか?
御朱印ではなくて、御朱印スタンプを集めるラリーです。
手拭いを購入して、それにスタンプを押す。っていうアイディアはいいですね!
行ったからには全部押したくなるし、しかも、鳥取の各地を巡れる設定になっています。
浦富海岸
もし、季節が良かったら、私はここでシュノーケリングしたいです。
10月いっぱい?できるっぽいのでまだ大丈夫!
やっぱ、きれいな海があったら中がどうなっているか見たいじゃないですか。
遊覧船もあるようなので、海に入るのはちょっと・・・という人にはいいと思いますよ。
ふるさと納税
www.furusato-tax.jp
さて、どんなものが名産なんでしょう。
今の季節は梨なんですねえ。
意外なのがトマト。トマトジュースが出てます。隠れた名産地なんだ!
これは美味しそうだなあ。
あと、お酒も本当に充実していて素敵です。
その肴になる魚介類。さすが日本海!
そしてやっぱりカニですね!カニと言っても松葉ガニです!
超高級です。
<逃げ方>
何と、鳥取県には空港が2つあります!
すごくないですか?
「米子鬼太郎空港」と「鳥取砂丘コナン空港」。
どっちも有名な漫画ですね。
国民の多くが知ってる漫画の作者が2名も誕生したとは誉ですもんねえ。
場所も離れてるので、往路は米子、復路は鳥取にすると旅は便利になりそう。
いずれもANAが就航していますし、割と本数もありますねえ。
羽田から1時間20分くらいです。
確かに鳥取県、地味だな。って印象です。
でも、「三徳山三佛寺」は他に見ることのできないタイプのお寺で行く価値は十分あると思います。
大山なんかも非常に興味深いというか、行ってみたいですし。
海の幸も豊富だし、食べても間違いなく満足できるでしょう。
砂丘も行ってみないと面白さはわからないと思うし、どこでも天の川が見えちゃうくらい空もきれい。
実は色々持っている、十分魅力的なところなのでは。
【旅?】夏を振り返る
今週のお題は「夏を振り返る」。
夏って言えば子供の頃を思い出しました。
虫
田舎に行くと、毎日トンボを採りまくりました。
祖父は毎年、孫たちに手作りの虫かごを1人に1つ用意してくれていたんですよ。
祖父母の家の裏手に大きな田んぼがあって、私たちは日がな1日そこでトンボ採りしてました。
籠の中はトンボがぎゅうぎゅうに詰まって…阿鼻叫喚???
いま考えると、トンボたちに本当に申し訳ないことをしたなあ。
と思うのですが、当時は楽しくて仕方ありませんてした。
夕方になると鬼ヤンマが飛び始めるんですが、普通のトンボのように止まってるところはまず採れないです。
飛んで来るところを待ち構えて、網に飛び込ませました。
採れたときは超達成感ありますよ!!
夜になると、そこら辺の木にカブトムシやクワガタがやって来るので、
昼間のうちに祖父が蜜を塗っておいて、夕食後、あるいは明け方に皆でチェックしに行ったり、子供の私たちにとって、大したことの無い雑木林も、巨大な森みたいで怖いし、大冒険だったのを覚えてます。
虫の音色も田舎で覚えました。
今は聞こえない種類の音もあったような。
ああ、思い出すと懐かしいなあ。
川遊び
近くには、綺麗な川が流れていて、祖父は軽トラの荷台に孫たちを乗せて連れていってくれました。
当時はそんなことができた、のどかで緩い時代だったんです。
川には天然ウォータースライダーみたいなポイントがあり、ひたすら行ったり来たりを繰り返してましたね。
祖母がゆでたトウモロコシや巻き寿司を持たせてくれて、お腹が空いたら食べてまた遊んで…
従兄弟が釣りもしてた記憶もあるけど、何か釣れたのかな?
星空
お盆の頃にはペルセウス座流星群がやってくるので、一番良いとされる時間に起こされて、皆で星を眺めてましたが、子供の頃って星の素敵さよりも、幽霊とかUFOのが怖くて、真っ暗な森の向こうが気になるわ、もしUFOにさらわれたら、といったバカバカしい恐怖のためにまともに星を見てないです…
もったいないことしたなあ。
三ツ矢サイダー
この期間、祖父母の家には三ツ矢サイダー(瓶)がケースで準備されてました。
毎日、三ツ矢サイダーを飲んでたので、今でも三ツ矢サイダーが大好きです。美味しいもんな~。
この幼い頃の田舎での経験が、最も私に影響があったように思います!
今は流石に昆虫採取はしませんが、私は自然の豊かなところを求めて旅してますから。
祖父母には改めて心から感謝の気持ちが溢れてきました。
ありがとう!!
振り返りっていうか、思い出でしたね。
【リアル旅】那覇には行きたい!
石垣島への旅を決めたのは7月上旬。
最近は直行便が多かったけど、何となく、今回は那覇経由で行くことにした。出発は9月5日。
ところが、出発3日前に台風13号が発生。楽観視していたけど、ヤバそう…5日に先島諸島直撃みたい…
出発前日に、翌日予定してた午前の那覇石垣便は欠航が決定。
直行便にしてなくて良かった。那覇経由だから少なくとも那覇には行ける!
一応、午後の石垣便は飛ぶ予定だったので、振替して希望をつなげた。
ところが、台風は意外に大きく勢力も強めてノロノロ北上するもんだから、那覇に生けるかも不安になってきた。
那覇へはスカイマークの始発便。
羽田空港に着くと、jalのアナウンスが聞こえてくる。始発以降、7時から後の那覇便は条件付きになるって。
ひえー。飛んで戻るのは嫌だ。
始発にしといて良かった。
飛行機はガラガラかと思ったけど意外に混んでいた。
みんな根性で沖縄に行くんだね!
飛行は至って順調で、ひと眠りして窓の外を見たら奄美大島上空。
晴れて島もよく見えました。
海の色も綺麗~
徳之島くらいまで、ホントに綺麗で『本当に台風??」って感じでした。
が、そこを過ぎると台風の端っこの雲が…
ここが台風の始まり。
厚い雲のかたまりの中に飛行機は吸い込まれて行きます。
雨も降っている様子。
とはいえ、着陸時に若干揺れたくらいで何の問題もなく到着!
嬉しい~。
那覇に着いて間もなく、予定してた午後便も欠航が決まったので、即那覇市内のホテルを押さえーの、
翌日の石垣行きの便に振替処理完了。
那覇では天気も不安定なので、とりあえず空港でのんびり過ごして、ホテルのチェックイン時間を待つことに。ひたすらボーっと外を眺めてました。
揺れながら着陸する飛行機をハラハラしながら見たり、
時折、強烈な雨も通りすぎたりして台風っぽさを感じたりして飽きることはありませんでした。
その後、牧志のホテルに荷物を置いて、最近移転した仮牧志公設市場へ。
旧公設市場とほとんど雰囲気が変わってなくて安心した!
色とりどりのお魚やら、貝を見てたらテンションもあがってきますね!
手前のは巨大五色エビ。おいくらくらいするのかしら?
高級品を横目に、300円のお刺身ぶつ切り盛り合わせとてんぷらを持ち帰り、ホテルで泡盛とともにゆったり夕食。
満足して、嵐が早く通りすぎることを祈りつつ就寝。
翌日、無事に石垣島にも辿り着くことができました。
ハラハラしたけど、何とかなって本当に良かった~。
【旅な本】天国はまだ遠く
読み終わった瞬間、これぞ旅だよなあ。
としみじみおもった。
主人公、千鶴は人里離れた「民宿田村」で睡眠薬自殺したつもりが、結局はグースカ寝て、なんとなく元気になって、自殺する気力みたいのが削がれて、そのままなんとなく民宿に居続ける日々。
淡々と、特別な事件が起こるでもなく時が過ぎていく。
海や山のなかで、少しずつ弱ってた部分が回復してるんだろうけど、何せ、千鶴がホントに変だから、脱力するんだよね。
でも、その脱力がすっごく良くて
、自分も脱力した感じになってのんびりゆっくりした空気に包まれちゃう。
千鶴は無防備だし、田村さんも飾り気のない人で、お互い割とズケズケものをいう、色気なんて1ミリもないんだ。
だから無駄な緊張感もなくてホッといられる。
田村さんだって、そこに生きることへの葛藤や悩みもあるはずなのに、すごく強く見える。
田村さんという人に憧れるし、ああいう人になりたい。と思う。
でも、読んでて気付いてしまった。
私は田村さん側じゃないということに。
私も千鶴と同じ旅人側で、そこから必ずどこかに帰る人なんだ。
だから憧れるんだ。
田村さんの本質を知っているわけじゃない。垣間見ただけだから。
絵画や写真、物語と同じ。旅人はあくまでも観客なんだ。参加させてもらうことはあっても、その中で「主人公」になることはない。
千鶴が感じたそこにいることの違和感はそういうことなのか…
別れも急で、何かありそうで何もなくて、あっけないんだけど、それがとても現実味があるのです。
また行くかも、そう思って終わる。
だから旅はやめられない。